『共に』教会を形づくる ~祈り ささげる~ 教会学校長 酒井和恵

新年度、教会員の皆さまのお祈りに支えられて教会学校も新しいスタートを迎えました。今年度、教会学校は本項のタイトルの通り、教会の年度方針と同じ方針を掲げました。なかでも、「祈り」に重点を置いて一年間取り組みたいと思います。

教会学校は、クラスメンバー一人ひとりを覚え、そこに集う「すべての人が、…教会を形づくり、…主に聞き、主を証しする生活を確立していくこと」(日本バプテスト連盟)を目的としています。そのために、教師がクラスメンバーを覚えることはもちろんですが、教師同士、メンバー同士、あるいはメンバーが教師を覚えて、祈っていきたいと願っています。また、それぞれ各個人の祈りだけでなく、互いに祈り合う時を持ちたいと思います。

たとえば、5月は○クラスの教師・メンバーを一人ずつの名前を呼んで祈る月にする。さらにできれば、その時ご本人だけでなく、ご家族の状況や課題も共有するという風に…。すでに出来ています!という科もあるかと思います。しかし、奉仕者だけで140人を数える大井教会の教会学校では、同じクラスにいても、実は顔と名前が一致していないという方もいらっしゃいます。一人ひとりの名前を呼んで祈るためには、その方を「知る」ことも必要です。ぜひ、祈りあいましょう。

この原稿を書いている新米校長自身が、皆さまのお祈りによって立たせていただいていることを実感しています。そして、祈られている実感は大きな力になります。教会学校と教師、メンバーのために、さらに、祈りを合わせていきましょう。