1931年伝道開始、日本バプテスト連盟に加盟するプロテスタント教会です

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巻頭言「『知る』って難しい?」エイカーズ愛(日本バプテスト女性連合幹事)

 米国の神学校で学んでいる時に元宣教師の方が祈りつつ、関わり続けてくださった。その方から贈られた自作の絵には、彼女自身がデスクに座り、色とりどりの本が左右に積み上げられ、彼女が本を必死に調べる様子が描かれていた。絵の上方には “It’s so hard to KNOW ! “と書いてあった。「分かる、理解するって、なかなか難しい!」という意味。

 実際、彼女は当時七五歳。朝五時に起き、聖書の後は新聞を読み、その中から牧師の説教準備の助けになりそうな記事や、神学生が知るべき記事を切り取り手紙を添えて封筒にいれる。また、専門的な様々な分野の本に、あの絵のように没頭してのめり込み、知識を深める方であった。9・11の米国でのテロが起こった際には、イスラム教に関する識者の一人として専門家の方が意見を求めて彼女に連絡を取っていた。

 四十年程前の茗荷谷教会では当時、小学科に五十名の小学生が毎週集い、日本バプテスト連盟の中でも注目されていた。その中に私もいて素晴らしい教会学校や、丁寧に備えられた家庭集会での聖書のみ言葉の解き明かし、小羊会例会などを通して導かれバプテスマを四年生の時に受けた。

 信仰告白をして四十年が経ち、バプテストのクリスチャンとしても四代目ではあるが、朝毎に聖書を開くと、新しいことが示されるので、「知っている、分かっている」と言いきることは極力避ける。

 サムエル記上一六章でサムエルが、サウルにつぐ王を探すため、秘密裏にベツレヘムのエッサイを訪ねる。町の長老が、何のために来たかと尋ねると、平和なことのためですと彼は答えた。誰を捜しに行ったのか未だ名前も知らず、そのヒントさえ出発前には知らされず、しかし、都度神さまのみ声を聴きながら、次第にその平和の計画を「知る」ようになったサムエルがいた。

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