私たちは神の民の一員として、私たちの信仰の先輩達から神が示してくださった希望を受け継いできました。それは、災いではなく、平和への希望を受け継いできたのです。私たちはそれを私たちの子へ、孫へ、新しい時代を担う若者たちへと引き継いでいかなければなりません。しかし、「心を尽くして」神の御心を祈り求めつつ、具体的に平和と和解のために祈り、たとえ小さくても、そこで示された具体的な行動を積み重ねていくことなしには、本当の希望が若い世代によって受け継がれていくこともないでしょう。
わたしはあなたたちのために立てた計画をよく心に留めている。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。そのとき、あなたたちがわたしを呼び、来てわたしに祈り求めるなら、わたしは聞く。わたしを尋ね求めるならば見出し、心を尽くしてわたしを求めるなら、わたしに出会うであろう(11―14節)。
私たちを愛して止まない神、「希望と平和の計画を必ず私が実現する」と言われる神を信じ、希望をつなぐ神の民として、共に祈り、共に働き、共に歩んでまいりましょう。