新礼拝堂建築委員6名が選任されました。4月13日の定期総会時点では立候補が二人しか立たずに選挙そのものが不成立。「もう4週間、一人ひとりが祈ろう」と決めたわたしたちの間に、聖霊が働いてくださいました。
一人、また一人。そして最後にもう二人。立候補された方々はそれぞれに主から迫りを受けて、葛藤しながらの決断だったことでしょう。Aさん「職場で設備関係の仕事の大変さは身にしみているので、できればやりたくないと思っていたのですが…」、Bさん「礼拝堂建築が自分のことにならずに、あとで後悔したくなくて。でも正直言うと、どうして名乗りを上げてしまったんだろう…と、いまドキドキしてます…」。「やりたくて」ではなく、聖霊に背中を押されて「ハイ」と手を挙げていく、そのプロセスに心を揺さぶられます。
「どのような建物を建てるか」よりも、「どれだけ一人ひとりが自分のこととして、一緒に心を合わせて祈れるか」。すべてはそこにかかっています。建築委員以外の一人ひとりが大切。「主よ、御心を教えてください。あなたの御旨がなりますように」と祈りを重ねていく。そこに教会が建てられていきます。
一年前のペンテコステ礼拝ではこう問いかけました。「大井教会(=わたし)は、聖霊が注がれて新しくされていくことをほんとうに心から待ち望んでいるのだろうか」と。ペンテコステは教会が生まれた日です。「イスラエル民族だけの救い」を見てきた人たちが、「世界のあらゆる人々に関わる救い」として、イエス・キリストを語り出した日です。聖霊は自由自在に世界を駆け巡り、弟子たちをその働きに巻きこんでいきます。大井町から世界に向けて、わたし自身が開かれていく。神から注がれる聖霊を心から待ち望みたいのです。