大井バプテスト教会は、約五年八ヵ月に及ぶ主任牧師不在中、教会は、実に神様に守られ立て続けられてきました。感謝なことです。
特に佐藤牧師の辞任表明から約一年、今までにない緊張の中を過ごしました。また私たち一人ひとりが、イエス様に従う者として、如何に立たされ、教会を共に担い続けるか、祈り、深く考えさせられ、懸命に歩む時が与えられました。そしてこの間、主任牧師招聴委員会の働きと責任、祈りは、想像を超えるものであり、私たち教会は、その働きを覚え、改めて感謝いたします。
私たちは、無牧師の問、信徒による説教、礼典は如何に、との多くの課題を検討し、大変な作業と大切な学びをし、準備も重ねました。今年二月の時点では、新年度も牧師不在、と勝手に思い込み、覚悟した矢先に、「神様のこと」は、時を計ったように起こされました。それは、三月十日の臨時総会でした。加藤誠先生を主任牧師として招聴することが決議されました。嬉しい瞬間でした。同時に、私がいかに小さい者であるか、神が見守り、支え、この時を備えておられたことを、思い知らされたのです。神さまありがとうございます。感謝します。
「天上のもの地上のもの、地下のものすべてが、イエスの御名にひざまずき、全ての舌が『イエス・キリストは主である」と公に宣べて、父である神をたたえるのです。」（フィリピ２・10～13）
このみ言葉を携え、大井バプテスト教会は四月より加藤誠先生と共に歩み始めています。今後も神様は必ず素敵な事を起こしてくださると信じ祈り、期待し、その一つひとつを感謝をもって受けていきたいと思います。