振起日を覚えて   教会学校校長 酒 井  和 恵

いつまでこの暑さが続くのだろうと思っているうちに、少しずつ秋の気配を感じられる日がやってきました。暑い夏の多くのプログラムが整えられ、祝されて無事に終えられたことを感謝いたします。沢山の奉仕者の方々の働きと、教会員の皆さまの祈りに支えられた恵みを深く覚えています。ありがとうございました。

それらのプログラムで萌した思いが、豊かな実りとなっていく秋を迎える九月の第一主日、教会学校の最高出席を目指して「振起日」を持ちます。九月は教会学校月間でもあり、私たちの教会学校も、9月25日に教会学校研修会を企画しています。恵泉バプテスト教会の協力牧師であり、連盟宣教研究所所員である松見享子先生をお迎えします。

松見先生が選んでくださったテーマは、「ぶどう園・共に育ち合う場所で」です。

 

先主日の第二礼拝で小学科天城夏期学校委員長を務めてくださった有本真梨姉が「(天城夏期学校では)生徒だけでなく、助手も教師も成長した三日間でした」と証しされていました。見事に教会学校の本来の在りようを伝えている証しだと思います。一方的に「教え」「教えられる」関係ではなく、「共に」「育ち合う」教会学校。幼い子どもたちのお祈りに目を開かれたり、求道中の方の疑問に自分の固まってしまった思考を打ち砕かれたり、そんな学び合いが育ち合いにつながるような豊かな分級・教会学校でありたいと願います。

今日の「振起日」。一人でも多くの兄弟姉妹と共に学び、共に礼拝をいただける一日であるよう祈ります。