1931年伝道開始、日本バプテスト連盟に加盟するプロテスタント教会です

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あけぼの幼稚園
メッセージ

巻頭言『「殺す世界」から「祈る世界」へ』加藤 誠

「さて、サウロはなおも主の弟子たちを脅迫し、殺そうと意気込んで、大祭司のところへ行き、ダマスコの諸会堂あての手紙を求めた。」(使徒9・1~2)

 サウロ(ギリシャ名はパウロ)は、自ら先頭に立って教会を荒らし回り、エルサレムから逃げたイエスの弟子たちを捕えるためにダマスコまで出かけて行きます。この使徒言行録九章を読んでいると「殺そうと…」という言葉が三回も出てきます。自分の信仰を絶対化し、他者の命を奪うことを正当化する世界です。この「殺す世界」にサウロは生きていました。

 その対極にアナニアという主イエスの弟子がいました。彼は「目の見えなくなったサウロのところへ行き、彼の上に手を置いて祈れ!」という主の声を聴きます。アナニアは「その男は私たちを捕えるためにやってきた男です!」と抗弁しますが、最終的に主の「行け!」という言葉に従うのです。アナニアは「殺す世界」と対極の「祈る世界」に生きていました。

 主イエスに従う道は、日々自分を壊され「新しい人」として創られ続ける歩みです。わたしの「こうしたい」「こうすべきだ」ではなく、「主イエスならどう祈られて、どうされるだろうか?」を思い巡らしつつ歩む道です。

 アナニアの祈りを通して「殺す世界」から「祈る世界」に捕え移されたパウロは後にこう書いています。「あなたがたは、主キリスト・イエスを受け入れたのですから、キリストに結ばれて歩みなさい」(コロサイ2・6)。

 私たちの言葉や行動が、日々キリストに結ばれ、押し出され、キリストを目指す歩みでありますように。

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