1931年伝道開始、日本バプテスト連盟に加盟するプロテスタント教会です

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あけぼの幼稚園
メッセージ

巻頭言「命の息を吹き入れられ ~創世記①~」加藤 誠

 創世記に出てくる人びとは、決して遠い昔の人びとではありません。今を生きる私たちの姿そのままです。いわゆる「聖人君」は一人もいません。誰もが弱さともろさ、そして傷を抱え、苦悩の中に生きている生身の人間です。

 

「神は言われた。『光あれ。』こうして、光があった。」(創世記1・3)

 混沌と暗闇の中に響く神の声。その声は今日の私たちの間にも響く語りかけであり、その声を聴く者に神の光が射しこみ、新しい命が始まっていく。創世記は、同じく混沌と暗闇に覆われた世界を歩む私たちに希望を指し示します。

 

「神は言われた。我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。」(1・26

 神は、自分の奴隷・ロボットとしてではなく、神と対話し、神の協働者としてこの世界を生きる、尊厳ある存在として私たちを造ってくださいました。

 

「主なる神は言われた。『人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。』」(2・18

 互いに助ける者として祝福と歓喜の中に歩み出したアダムとエバでしたが、肝心な場面で自分を守り相手を傷つけ、両手の隙間からこぼれ落ちる砂のように神の恵みを失っていく。「共に生きる」とは何と難しいことでしょうか。

 そのように深く傷つき、もはや裸のまま生きられなくなった二人のために、神はそっと「皮の衣」(3・21)を用意されます。それはエデンの園を失った私たちを、それでも覚え続け、伴い続ける神の慈しみを象徴しているようです。今朝、創世記に響く愛の神の語りかけを聴き取っていきましょう。

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