1931年伝道開始、日本バプテスト連盟に加盟するプロテスタント教会です

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あけぼの幼稚園
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巻頭言「ささげきる!」加藤 誠

 ベタニア村の名もな女性の行為は、居合わせた人々から「どうしてそんな無駄遣いをするのか!」と非難を浴びました。非常に高価なナルドの香油の使い方として「常軌を逸したもの」だったからです。ふつうの人は、そんな使い方をしません。まして彼女にとってその壺は「家宝」のようなもので、他のものと取り換えのきかないものだったはずです。

 しかし考えてみると、主イエスの命の使い方も「どうしてそんな無駄遣いをされるのですか!」と言われてもおかしくないものだったのではないでしょうか。ふつうの人は、主イエスのような命の使い方をしません。善い人のためには多少の犠牲を覚悟する人がいるかもしれない。しかし悪人や罪人など、救いようのない人のために「自分の命を捨てる」なんて。そんな馬鹿なこと、だれもしようと思わないことです。まさに主イエスの生き方(死に方)こそ「常軌を逸したもの」でした。

 彼女は、その主イエスの「常軌を逸した、神と隣人への愛」を知った時に、心に大粒の涙を流しながら、自分にできる最高で最善の応答を考え抜いたのではないか。「家宝」のように大切ナルドの香油の壺を割って、すべてを主イエスの頭に注ぎ、「あなたこそ、すべての人々の真の王、救い主です」という信仰告白をあらわしたのです。

 この女性の「ささげきる!」信仰を前にする時自分の信仰は信仰と呼びうるものなのかと厳しく問われます。頭の中だけの信仰は意味がない。行動にあらわしてはじめて信仰となります。どんな小さな応答であっても、信じていることを行動にあらわしていくことができますように。

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