永遠の命に至る食べ物   加藤 誠

あけぼの幼稚園を大井バプテスト教会の付属幼稚園として、66年間この地に建て続けてくださった主なる神の豊かな憐れみを感謝します。

あけぼの幼稚園は教会の幼稚園です。その特徴はなんでしょうか。第一に「聖書」が教育する、人を育てるということです。教育者として子どもたちの前に立つ教師がまず「聖書」によって養われ整えられます。そして、子どもたちに「聖書」を指し示し、親たちと「聖書」を分かち合います。人として生きるときに「なくてならない、永遠の命に至る食べ物」が「聖書」に証しされているからです。

第二に「祈り」によって導かれ、支えられている働きだということです。あけぼの幼稚園は「祈り」によって始まり、「祈り」によって導かれてきました。私たちなりに最善を考え努力しますが、「主なる神の御心はどこにあるのだろうか」と尋ね求める「祈り」を優先します。約70年前、大井教会には板敷15畳の部屋と一台のオルガンしかなく、教師資格を唯一持っていた教会員は結婚してしまった…。それでも「祈り」が途絶えることはありませんでした。教会の熱い「祈り」が教師として献身する者を起こし、幼稚園の働きが始まりました。人間のあらゆる努力に先立って、主なる神の御心を求め、導きを祈る。「これ」と示されたなら「主よ、貧しい器を清めてお用い下さい」とすべてを委ねささげていく。「祈り」なしに、あけぼの幼稚園の働きはありえません。

 

「朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である」(ヨハネ6・27)。あなたは何の食べ物のために働きますか。