小学科天城夏期学校   天城夏期学校委員長 直津 晴子

今年も六日から八日まで、生徒96名、教師たち33名が参加して、小学科夏の一大イベント・夏期学校が天城山荘で行われます。

今年61回目を迎えるこの夏期学校は1955年に始まり、以来一度も休まず行うことが許されて来ました。神さまに感謝すると共に、教会の祈りと先達の働きによって夏期学校の歴史が刻まれてきたことに、身の引締まる思いです。夏期学校を機にバプテスマに導かれた子どもたちが、今度は助手や教師となって歴史を継ぐ者とされる。何という恵み、何という幸いでしょう。

しかし課題もあります。奉仕者不足や高齢化により、夏期学校の運営が年々難しくなって来ているのです。今年は幼稚園や他科の協力を得て何とか奉仕者を整えることができましたが、このこともぜひ覚えていただきたいのです。

さて、今年のテーマは「神さまがつくられた世界」、創世記1章31節「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった」を中心に、神さまの創造のわざを学びます。天城の豊かな自然の中で、すべてのいのちの源である神様に出会えますように。私たち一人ひとりが、神さまから無条件で愛されていること、いのちあることを喜び合えますように。更に環境問題等についても考えることができたら素敵です。

車中のおしゃべり、賛美の時間、礼拝、クラスでの学び、体育館でのゲーム、川遊び、キャンプファイアー、美味しいお食事やソフトクリーム、虫捕り等々、子どもたちの笑顔が輝く三日間、そして緊張と全力投球の三日間は目前です。

神さま、この三日間のすべてをお守りください。皆さま、ぜひお祈りでのお支えをお願いします。