小学科天城夏期学校   夏期学校委員長 増田 衣里子

 今年も、小学科夏期学校の季節になりました。今年は生徒八二名、教師三九名、計一二一名で明日からの三日間を伊豆の天城山荘で過ごします。

今年のテーマは『イェスさまがいつもいっしょ~神さまに愛されているわたし~(マタイによる福音書二八章二十b節)』です。神さまは私たちが楽しいときも、悲しいときも、どんなときも一緒にいてくださり、無条件に愛してくださっている、ということを聖書から学びます。

他にも体育館でのゲーム、たくさんの讃美歌を元気いっぱい歌う讃美の時間、川遊びにキャンプファイヤーとみんなが楽しみにしているプログラムがたくさんあります。山荘のおいしい食事も楽しみです。天城の大自然の中で行われるすべてのプログラムは、普段の教会学校では体験できません。また来年も参加したい、中学生になったら助手として参加したい、そう思えるほど心に強く思い出が残ります。神さまは、天城山荘で過ごす三日間で、私たちを一回りも二回りも成長させてくださいます。

この夏期学校には六〇年以上の歴史があります。先輩たちから受け継がれ、毎年たくさんの思い出を重ねてきました。私たち教師も生徒として参加していた時代があります。そのときに先生たちから教わった聖書の御言葉、楽しかったこと、秘密の場所、天城の自然の中でしか味わえない素敵な体験を、今の子供たちにも伝えていきたい、体験してもらいたいと願い、準備をしてきました。

明日からの三日間が神さまに守られ、たくさんの恵みで満たされるようお祈りします。皆様もぜひ覚えてお祈りください。