小さな交わりから   広木 愛

「神学校週間」。毎年壮年会が主体になって、西南学院大学、東京バプテスト神学校、九州バプテスト神学校で学ぶ神学生たちを覚えています。この時期、神学生たちは、祈りと献げ物の感謝を携えて、いろんな教会を訪ね、召命までの道のりや、学びを通して得られる恵みをお分かちくださいます。

 

伝道者パウロも、フィリピの教会の人たちからの支援と祈りを受けていたことが聖書からわかります。宣教の旅を、一緒に担ってくれている友がいることをパウロは心に留めて、その働きを誠実に担っていたのだろうと思います。

パウロの働きを覚えるフィリピの教会の関係は、神学校週間や、インドネシア、カンボジアに派遣されている宣教師、またシンガポール国際日本語教会・アジアミッションコーディネーター、ルワンダの国際ミッションボランティアを、共に覚える私たちにも重なるのではないでしょうか。

平野健治さんを神学校に送り出し、平塚バプテスト教会に導かれるという喜びの出来事を共有させてもらっている私たちです。そして、眞柄光久さんを日本聖書神学校に、鶴ケ谷芳昭さんを東京バプテスト神学校に送り出し、共にその学びを通していただく恵みを分かち合っていただいている私たちでもあります。召命を受けた人の歩みは、独りぼっちの歩みではなく、祈りによって結び合わされる私たちも一緒に歩む道でもあります。

 

パウロの働きは、大きな功績を残し、その伝道の萌芽が今の教会へと受け継がれています。私たちの教会の伝道の働き、また献身者を祈りを持って送り出す働きに、喜びと感謝をもって参与していきたいと願っています。