受け継がれるもの 広木愛

教会の屋根裏部屋を整理していると、いろいろな物が出てきました。つい最近の使ったものから、何十年も使っていないだろうもの。大井教会の歩みがいろんな形で見えてきました。目に見える形で、これまで受け継がれてきたもの、そして残念ながら、受け継がれることができなかったものがあったことを知ることができました。

 現礼拝堂が建てられて68年間の歴史、そして、それ以前の歴史。いろんな人たちが屋根裏部屋の荷物ひとつひとつに関わり、作り上げてきたのだなぁと思わされています。そして、「目に見える歴史や、目に見える形で受け継がれてきた物がここにある。では、目に見えない歴史や、目に見えないけれども受け継がれたものとは一体どこにあるのだろうか。目に見えないけど、これから受け継ぎたいものとは何だろうか。」という問いをいただいています。

 最近の夕礼拝は、証し大会のようで、証者が次から次へと立ち、それぞれの方の神さまとの歩みを知ることができます。目には直接見えないけれど、確実に受け継がれる、「キリストに倣う者の歩み」のバトン。

1931年の大井教会が生まれた時から確実に受け継がれているもの、また多摩川で浸礼をし、バプテスト教会として歩み始めてから受け継がれているもの、そして70年代を経て、教会が大切にしてきたもの。それに加えて、わたしたち個人が主と共に歩む決心をしてから、イエスさまから受け継いだもの。

 今日、少年少女の友が信仰告白を分かち合ってくださいます。わたしたちが神さまから受け継ぐことが赦されているは何なのか、共に思い巡らす時をいただければと思っています。